【2024】男の結婚の平均年齢からみた給与や貯蓄額は？給与が低いと厳しい？！

2022年9月2日2023年12月23日

日本の生涯未婚率は30年前より男は5倍以上、女は4倍以上上昇し、また男性は２８％が生涯未婚となる統計が出ていいます。

最近では人生の過ごし方が多様化して、結婚が全てではない！との傾向が強くなっていることもあります。

2022年時点では、日本の男性の結婚平均年齢は何歳なんでしょうか？また、結婚平均年齢時にはいったい給与水準や貯蓄額はどれぐらいなんでしょうか？

日本経済は相変わらず停滞し世界から取り残されつつある中で、物価は上昇傾向が始まり給与はほとんどこの30年上昇していない現実があります。

やはり、結婚するにはある程度の給与がないと無理なんでしょうか？一緒にみていきましょう。

男の結婚平均年齢は

令和2年（２０２０）の統計では、日本の男性の平均初婚年齢は、31歳となっています。前年より若干若くなっています。

下図でもわかる通り、男性の20代から50代は、女性に比べて未婚の割合は多いことがわかります。

理想の結婚年齢（内閣府調査）

なお、理想の結婚年齢は男性は28歳との統計が出ているため、男性初婚平均が31歳のため3歳ほど遅くなっています。

結婚平均年齢時の給与や貯蓄額はどれぐらい？

日本の男性の平均初婚年齢31歳時の年収や貯蓄額はどうなんでしょう？

社会人としては、まだ役職は付いていない割合が多い時期となります。

年齢３１歳平均年収全体４１６万円男性４４７万円女性３６９万円

参照元：転職サイトdoda（デューダ）調べ

貯蓄額は、３１歳での統計がなかっため、３０代の平均貯蓄額でみていきます。

３０代年収３００万円〜５００万円未満の男性平均貯蓄額４０２万円

参照元：金融広報中央委員会家計の金融行動に関する世論調査

この数字は、男性の平均初婚年齢時の平均年収、平均貯蓄額を示している金額となります。

３０歳で４００万円の年収を得ている会社員は、大企業や公務員が主になってしまいかなりハードルが高くなりますね。

実態は年収はもっと低いと予想できます。

また、貯蓄額４００万円なんて３０代で持っている人はかなり少数ではないでしょうか？

私は３０歳のときは当然４００万円なんて貯蓄はなかったですね。
私の周りも居なかったですが、結婚している人は多かったです。
もう２０年前の話しとなりますが・・・

女性が男性に結婚時の望んでいる年収や貯蓄額も気になる

マイナビウーマンの調査結果では、女性が男性に求める理想の年収は４００万円以上となっています。

ただ、理想と現実は違うわけで、実際に結婚した相手の年収が４００万円以上は３０％未満となっています。言い換えれば、７割が希望の年収４００万円に届かない相手と結婚していることです。

何かほっとしますね。

未婚女性へのアンケート：結婚相手の男性には、どのくらい貯金をしていてほしい？

・1位　500万円以上（37.3％）
・2位　300～350万円以上（19.5％）
・3位　いくらでもいい（8.1％）／100～150万円以上（8.1％）

引用元：マイナビウーマン（２０１４年）

やはりというべきか相手に望む貯蓄額は、３００万円以上が５０％を超えています。

結婚式費用や当面の新婚時、出産時、育児期などに備え必要と考えるとこの額なんでしょう。

このように、結婚相手に望む給与や貯蓄額のみにフォーカスすると、どんどん男性も結婚について前向き考える人が少なくなってしまいます。

結婚するためには、給与が低いとダメの？

結婚相手に求める内閣府のアンケートでは、満足のいく経済力・年収の割合も高い方ですが、価値観が近い、一緒にいて落ち着けるが相手に求めている結果となっています。

相手が好きということが、結婚の一番の決めてなんですね。（価値観・気をつかわない）

給与が低い男性との結婚についての声

贅沢がしたい人、子どもを何人も欲しい人などは、やはり給与が低い男性との結婚に躊躇していますが、

下記感想や考えを持っている女性も多くいるのも現実です。

・専業主婦になりたいなら別れた方がいいかも・・共稼ぎならOK

・倹約してくれる人はOK。年収は多いほうが良いと思うが、将来の夢に向かって収入や自分の時間を我慢してがんばっている人は応援したい。

・若い時は誰しも所得が低くても仕方ない。もし、共働きの覚悟があり、相手が好きなら、結婚に踏み切っても後悔しないと思います。

・相手が給与内で生活出来る、してくれる生活能力があるかがポイント。