50代、60代になると会社を定年退職する時期が迫ってきます。
40代でもあっと言うまに、もう定年?となってしまいます。
- 定年後はどう過ごせばいいの?
- みんなはどんな暮らしをしているのかな?
会社中心の生活からすぐに、定年後の生きがいや自分の居場所をみつけることは難しいですが、
そんな中でも、定年後も充実した楽しい暮らしを過ごすためには、何か活動することを早めに見つけることです。
この記事では男女別の定年後退職後の過ごし方ランキングや心構えを紹介していきます。
私は54歳でメガバンクを定年退職しています。今はのんびり第二の職場で定年後の生活を過ごしています。
定年退職後を悔いなく充実した暮らしを手に入れましょう。
定年退職後の過ごし方ランキング
50代、60代で定年退職をまず一度は経験します。
現在では、55歳で役職定年を迎え、60歳をもって会社で定年を迎えるのが大半です。
実際には、60歳以降は嘱託採用となり65歳や70歳まで働くことになり、実質第二の人生のスタートとなっていきます。
60歳前後は人生100年時代では全くもって若いですね。定年退職後の人生は続きます。セカンドライフとして生き生きとして過ごすことが大切となってきます。
男女別ランキング一覧
定年後のセカンドライフをどのように過ごしていけばいいのかランキングにてみていきましょう。
下記は、第一生命経済研究所が調査した結果です。趣味の活動が男女とのダントツで一番となっています。男女別では若干違いかがあります。男女それぞれ次にみていきます。
男性のランキング
男性のランキングは、趣味の活動が第一位となっています。セカンドライフを楽しむには非常に大切です。第二位に介護という新たな課題が課せられます。このような現実を事前に知っておくことが大切になってきますね。
- 第一位 趣味の活動
- 旅行や登山、写真撮影などがトップ人気の趣味となっています。
- 外に出て活動できる趣味が心身ともに健康でいることの秘訣で人気があります。
- 第二位 自分の親の介護や世話
- 定年を迎える60代では、高齢化の進行で、親はまだまだ元気という年齢ですが、急激に要介護率が高くなる時期でもあります。
- 親の介護を真剣に考える時期が必ず到来してきます。介護費用、介護対策など課題が出てきます。
- 第三位 体力維持のためのスポーツ
- ウオーキング、ゴルフ、水泳、テニス、ジムが男性には人気です。
- 自分の体力に合った運動を選ぶことが大切。
- 末永く続けることが、健康維持の秘訣となります。
- 第四位 家庭菜園
- 少し以外ですが、男性が家庭菜園を始める人は多いです。
- 野菜や果物にような作物を育てるのが「家庭菜園」。
- 自然に触れて、適度な外での作業や日光を浴びることなど体や心の健康維持にも最適。
- 夫婦での作業が可能ですね。
- 第五位 孫の子育てを手伝い
- 女性の社会へ進出が当たり前となった現代では、孫のサポートをしてくれる祖父母の重要性が増しています。
- 孫の成長を感じ、幼児期特有のかわいらしさを堪能でき、両親に余裕ができて仕事やストレス発散ができるなどメリットがあります。
女性のランキング
女性のランキングでは、やはり趣味の活動がダントツ第一位となります。まずは好きなことをストレスなく生き生き楽しむことが大切となってきます。
実際には男性のランキングと比べ大きな違いはありません。ただ、趣味活動やスポーツにしても男女差はみられます。
- 趣味の活動
- 旅行、楽器演奏、ヨガなどが女性には人気です。
- 特に旅行は人気で、時間が取れるようになる定年後は、オフシーズンを狙って旅程を組み、シニア割も利用するなど節約しながらの旅行が可能となってきます。
- 体力維持のためのスポーツ
- 女性にはウオーキングやトレッキング・ハイキング、水泳、ヨガなどが人気で手軽に始めることができます。
- スポーツにて全身の筋力が鍛えられます。転倒防止にも効果的です。
- 自分の親の介護や世話
- 親は「娘に介護してほしい」と思う人が大半だと思われます。
- 介護の大変さを理解しておくこも大切です。下記4つがよく介護の世界で言われています。
①介護に一生懸命になりすぎない
②母親と程よい距離感を保つ
③熱いこころと冷めた頭をもちましょう
④.介護サービスと上手に付き合いましょう
- 孫の子育てを手伝い
- 孫のサポートをしてくれる祖父母の重要性が増しています。
- たまに会えばかわいい孫でも、関わる時間が長くなるほど、祖父母の負担は大きくなりがちです。フルタイムで働く祖父母世代も多く、一方で体力や気力が衰えているのも現実。
- 女性は体力面で男性より劣る場合が多いですので、頑張りすぎず、忙しいときや体調が悪いときは断ることも大切です。
- 家庭菜園
- 家計の不足分を家庭菜園で節約することで乗り切っている人も多いですね。時間に余裕があるので、可能となってきます。
- 夫婦にて自然に触れ、日光を浴びることで体・心の健康維持されおすすめですね。
定年後の過ごし方の心構え
上記では定年退職後の過ごし方のランキングをみてきました。
ここでは定年後の過ごしかたの心構えについて紹介します。
定年後は、嘱託勤務などで働くことは続きますが、自由になる時間は増え、一時期は開放感に満たされます。
残業もなく定時帰宅となり、平日も時間が出来るようになります。ただこのまま何もしないで時間だけ過ぎることに戸惑い始めます。このようにだらだら過ごすと反対にストレスが溜まっていってしまいます。
こうならないために、生き生きと楽しく生きることで過ごすヒントを紹介します。
定年後の過ごし方としては、5つのポイントをみていきましょう。
- ほんとにやりたいこと、やってみたいことをスタートさせる
- 人間関係を築く
- 自分の居場所をみつける
- 健康になること
- 仕事しながら人生後半戦を豊かに生きる
(1)ほんとにやりたいこと、やってみたいことをスタートさせる
*従来の仕事で得られるやりがいや充実感やお金のことは忘れましょう。心底やってみたいことを見つけることです。
*料理、ツーリング、サーフィン、盆栽、見るだけでなくやる側に回ることで幸せ度が上がります。
*少しでも興味がやるならやってみましょう!好奇心を持ってとにかく行動することからです。
*本当にやりたいことをすることで、日々の充実感が違ってきます。
*副業を始めることも一つです。経済的にも豊かになってきます。
(2)人間関係を築く
*地位や肩書を全く捨て去り、新たな人間を築く。会社員である自分を捨てることで人間関係が楽になります。
*定年退職後の孤独とは無縁となる「緩い結びつきのある人間関係」を築くことが大切。
(3)自分の居場所をみつける
*今までは会社や子育てなど決まった場所・居場所がありましたが、定年後は自分で自分の居場所を見つけましょう。
*どんなお年寄りのなりたいか、なりたい自分をイメージしてそこに自分の居場所を見つける。(例えば、人に慕われる老人、楽しい話をしてくれる老人、、誰かのためになっている、全くの自由人など)
(4)健康になること
*食事習慣を見直し、50代にはスタートさせることで、健康な体を維持していく。
*2021年の日本人の平均寿命は男性が81.47歳、女性が87.57歳、健康寿命は男性が72.68歳、女性が75.38歳となっています。はやくからトレーニングを行うことも大切です。
(5)仕事しながら人生後半戦を豊かに生きる
*健康に問題が無い限り70代、80代であっても、身体を動かして仕事して経済的・精神的にもメリットを得る生き方もあり。
*自分の立ち位置、環境をしっかり認識して、無理なく働ける仕事を選ぶことがこと。
*社会に貢献しながら自分自身も楽しんで働くことが大切です。
まとめ
定年後の過ごし方を男性女性別ランキングを紹介しながら、50代,60代退職後についてみてきました。
男女別の定年後の過ごしからランキングは、
男性
- 趣味の活動
- 自分の親の介護や世話
- 体力維持のためのスポーツ
- 家庭菜園
- 孫の子育てを手伝い
女性
- 趣味の活動
- 体力維持のためのスポーツ
- 自分の親の介護や世話
- 孫の子育てを手伝い
- 家庭菜園
とほぼ男性女性とも同じランキングになりましたが、それぞれの活動内容には違いがみられました。
また、定年後の過ごし方の心構えのポイントを下記5つ紹介しました。
- ほんとにやりたいこと、やってみたいことをスタートさせる
- 人間関係を築く
- 自分の居場所をみつける
- 健康になること
- 仕事しながら人生後半戦を豊かに生きる
50代、60代の定年退職後の生活は、人生100年時代でまだ先は長くスタートしたばかりです。自分のやりたいことを見つけ、健康に生き生きしたセカンドライフを過ごしたいものです。
これからの人生
定年退職は50代60代にやってきます。役職定年、早期退職募集、60歳定年は変化なし、などあっという間です。
その後の人生は40年程度残っています。その40年を本当にやりたいことを見つけることが大切ですが、経済的にも余裕が欲しいものです。
給与が上がらない・物価は上昇中、無駄な支出を抑えても厳しい環境が到来しています。
これからの人生にて会社にだけ依存するのでなく、自ら行動することが大切になってきます。
今後の安定した収入を確保をしたい、少しでもゆとりのある生活を実現したい場合には、一度副業を検討するのがおすすめ。