もう出世できないとわっかた40代50代が勝ち抜くヒント!元メガバンク副支店長が語る

令和5年4月になり、今年は新入社員がリモートでなく通勤している姿を多く見かけます。どんな志、希望を持って社会人になっていくのでしょうか?頑張って欲しいしものです。

私達の時代の今から20年、30年前は、まあまあ大きな企業に入って出世を目指しながら、普通の少し上くらいの生活が出来たらいいなと思ったサラリーマン人生が普通でした。

ただ現在は人生100年時代に入り、会社にて出世を目指しても、会社自体が40代・50代の社員を出世させる余裕がなくなり、早期退職募集などを行っています。「出世」が安定した生活を保証してもらえなくなりました。

40代、50代世代であるあなたが、もう出世できなと認識されているのなら、まだまだこれからです。時代は変化しています。勝ち抜くヒントを解説していきますね。

目次

なぜ出世が難しいのか?

サラリーマンになるとやはり出席は一番の目的・目標でした。同じぐらいの能力の同期には負けなくないなあ、あま最低課長以上には出世したいなあと思っていた人が大半。

40代、50代になるとすでに会社での位置づけもほぼ決まり、出世できるかがわかってきます。

ただ、現在では特に50代の早期退職募集が増えてきて、出世するポストも少なくなり、昇進などは厳しいものとなっています。

自分自身に要因があった

私は30年間メガバンク勤務したことから、典型的な組織の中で人の出世を多くみてきました。

その中で実力がある人が思うように出世出来ないケースも多々あり、出世の厳しさを感じます。

ただ、出世については、そもそもハードルが高いもので年功序列でスムーズに課長、部長などになれる甘い会社などほぼないです。まず出世は難しいものとの認識を忘れないで欲しいですね。

私はメガバンクでは主に支店業務に従事していました。いわゆる現場ですね。そこでの出世についてお伝えします。銀行は55歳になると出向となるため、40歳、50歳代前半に絞って話しますね。

40歳、50歳の出世目標は、まず支店長になること。また、課長、次長なども目標となります。そこにたどり着くには、ほぼ基礎能力が最低必要となってきます。

  • 上司とのコミュニケーションをもっと上手とる
  • リーダーシップを発揮する
  • 自分の仕事のみに専念することなく、全体感を持つ

以上の3つが大きな要因となります。銀行の支店はまだまだ組織で団結して働く職場の色が強いためです。

私は46歳で副支店長になり、支店長を目指していましたが、同期である支店長とどうしても波長が合わず、サラリーマンとしては失格でした。
最後は閑職に飛ばされました。

会社が問題

2021年4月に改正高年齢者雇用安定法が施工されて、企業に対して70歳までの就業機会の確保するよう企業の努力義務が課されました。

これは、企業が70歳まで雇い続けねばならなくなったため、40代、50代の早期退職や給与抑制などが行われ始めました。課長や部長などの管理職への登用も抑制せざるを得なくなり、出世が厳しくなっている要因でもありますね。

2021年9月に話題になったサントリーの新浪社長が「45歳定年制」を提唱し、「個人が会社を頼らない仕組みが必要」と問題提議をしました。これは出世というより個人の生産性を上げて専門性を付けてほしいとの意向である。45歳定年後に能力ある人は、再雇用して給与アップしていく仕組みかもしれません。

私が勤務していたメガバンクで言えば、店舗がどんどん縮小され、必然的にポストが少なくなっています。

40代50代が勝ち抜くヒント

もう出世できないとわかった場合でも、40代、50代のあなたにはまだまだ逆転していく人生があります。人生100年時代のため、こんなところで会社員生活を諦める必要はありません。

  • 出世することに再挑戦する
  • 会社で必要と思わえる人材になり、70歳まで雇用を勝ち取る
  • 副業を始める

以上のような選択をしてみてはいかがですか?

出世することに再挑戦する

40代、50代がこれから役員以上の要職まで出世することはなかなか厳しいですが、2ランクアップ程度(部長レベル)までなら、チャンスがありえます。

先程、お伝えたしたスキルを上げていくことです。

  • 上司とのコミュニケーションをもっと上手く
  • リーダーシップを発揮する
  • 自分の仕事のみに専念することなく、全体感を持つ

上記3つのスキルを身につければ、出世のチャンスは巡ってくる確率は上がります。万が一、厳しい結果となったとしても、これからに人生において上に立つには大切なスキルであり、あらゆる場面でスキルが生きてくるでしょう。

会社で必要と思われる人材になり、70歳まで雇用を勝ち取る

企業は最終的には、70歳まで雇用面で就業機会を確保しなければなりません。管理職などになると早期退職のターゲットとなり、会社はそのような人材を必要としなくなります。

会社にとって、まじめに職業スキルがある人を必要とします。まさしくジョブ型雇用に適用していくことです。こつこつと職業スキルを身につけることが、最終的な安定収入機会を得ることになります。

出世をあきらめことで、今まで取り組んでいた仕事に集中することが出来るようになり、ストレスもなくなり、充実感がましてきます。

副業を始める

会社内での出世をあきらめ、自ら稼ぐことをスタートさせることです。定時出社や定時帰宅を目指し、時間を捻出して副業を行うことは、かなり今の時代には有利となってきます。

副業自体は、最近ではほとんどの企業で認めらています。メガバンクのみずほ銀行も副業を推奨しているほどです。

  • 副収入があることで、お金に余裕が出てくる
  • 会社内での出世を気にしないため、ストレスがなくなる
  • 稼げるスキルが身につく

副業はブログやプログラミングなどが、初期投資もほとんどかからず、ほぼリスクゼロがスタートできます。私はメガバンクを53歳で定年退職後に小さな会社に入り、そこから副業にてブログをスタートさせています。

まとめ

会社での出世ができないことがわかった時点で、サラリーマン人生は終わったと考えることは不要です。

今は、そもそも出世は難しい時代であり、40代、50代の管理職などは早期退職の対象となり、役職定年などでつらい思いをする人が続出しています。

今回は、40代、50代が勝ち抜くヒントとして下記3つを紹介しました。

  • 出世することに再挑戦する
  • 会社で必要と思わえる人材になり、70歳まで雇用を勝ち取る
  • 副業を始める

人生100年時代突入し、まだまだ逆転出来るチャンスは多くあります。チャンスは掴み取っていきましょう!

これからの行動が大切

文中の中でも紹介させていただきましたが、副業としてブログは大変有効になってきます。パソコン一台にて初期費用はほぼゼロ、運営費もサーバー台1000円程度のみと、大きな投資もいらず、非常にリスクが低い副業となっています。

50歳を超えるとサラリーマンは会社内では厳しい現実に直面することが多くなっています。役職定年や早期退職募集などの声が聞こえ始め、あっという間に我が身に降りかかってきます。

このような時代では、現在の会社のみに依存することは、安定収入が確保できなくなり、安心して生活も出来なくなってきています。また、物価が上昇している現在では、今の給与のみではどんどん生活が厳しくなり、給与があがることも期待出来ないのが現状です。

50代の人は1年でも早く新たな収入源を確保するように行動することが大切!また、30代、40代の人も早めに対策をすることで安心して50代を迎え余裕を持った人生が送れます。

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