後輩が先に昇進?みじめで退職したくなる前に考える3つのポイント!

会社で働いていると、働き者の同僚や頼もしい後輩が自分より先に昇進するという経験をしたことはありませんか?

そんな時、”なんで?”と首を傾げたり、”私も頑張っているのに…”と落ち込む気持ちになったりすることもあるでしょう。 私はしょっちゅうでした。

でも、待ってください。

もしかしたら、あなたが「もういい、こんな会社辞めてやる!」と投げやりな気持ちになる前に考えるべきことがあるかもしれませんよ。

昇進にはいろんな要素が絡んでいるんです。それを知って、再び前向きに仕事に取り組むためのヒントを3つ、お話ししますね。 はじめに、昇進を決める要素について考えてみましょう。

目次

昇進を決める要素とは?

昇進とは、一言で言えば、あなたの働きが会社に認められ、更なる責任と役割が与えられること。でも、それはどんな要素から評価されるのでしょうか?

媚び売る世渡り上手なやつばかりが昇進しているだあ!と思う気持ちはわかりますが(実は私もそう思っていますが)、少し外からみていきましょう。

結果がすべてではない!能力と実績

「働き者だから昇進する」と思っていませんか?でも、それだけでは足りないんです。会社は、あなたがどれだけの結果を出せるか、つまり、実績があるかどうかを見ています。

また、その結果を出すための能力も重要。業務知識やスキルはもちろん、問題を解決する思考力や人とのコミュニケーション能力も求められます。

人間関係の重要性

結果を出すだけでなく、人間関係も大事。部下や同僚、上司との関わり方は、あなたが昇進するかどうかに影響します。ネガティブな雰囲気を持つ人よりも、ポジティブで周りを巻き込む力のある人の方が、昇進のチャンスは広がります。

企業のビジョンと合致しているか

最後に大切なのが、あなたの行動や思考が企業のビジョンと一致しているかです。

企業は、そのビジョンに共感し、それを達成するために行動できる人を評価します。自分がどう映えるかだけでなく、企業が目指す方向にどう貢献できるかを考えてみましょう。

これらの要素を考えると、後輩や同僚が先に昇進した理由が見えてきますね。でも、落ち込むのはまだ早いですよ。次に、そんな時に考えるべき3つの対処法について話しましょう。

同僚や後輩が先に昇進した時の対処法

「なんであの人が昇進したの?」「私だって頑張ってるのに!」そんな気持ちはすごくわかります。でも、そこで落ち込んでしまう前に、次の3つの対処法を考えてみてください。

感情の整理と冷静な視点

最初はショックかもしれませんね。でも、一度深呼吸して、自分の感情を整理しましょう。そして、事実を冷静に見ることが大事です。「彼(彼女)は何をして昇進したのか?」それを理解することで、あなた自身が何を改善すべきかが見えてきます。

なかなか冷静に「出世した人のいいところ」を見ることはイヤです。ただ、5分だけでも考えてください。この行為が大切になります。

自己評価とフィードバックの重要性

自分がどう評価されているか、あるいは自分がどう思われているかを知ることも重要です。

上司や同僚からフィードバックをもらい、自分の強みや改善点を明確にしましょう。そして、それを踏まえて、次にどう行動するかを考えます。

私はこのフィードバックしてもらうことが、大嫌いでした。自分の欠点を指摘されることが耐えきれないのです・・・。これではダメですね。

昇進の可能性を広げる行動

最後に、自分の行動を見直すこと。

昇進するためには、単に頑張るだけではなく、目標を持って行動することが大切です。スキルアップや人間関係の改善、企業のビジョンに向けた行動など、具体的なアクションを考えてみましょう。

これらの対処法を考えると、昇進のチャンスはまだあることがわかりますね。それでは、私の体験談を少し紹介します。

私の体験談

私も過去には、後輩や同僚が先に昇進する経験を、メガバンク勤務時していた30年間多くしてきました。

その時の私は、悔しさと戸惑いでいっぱいで、「なんで?」という疑問が頭を離れませんでした。この感情は30年間の勤務時代最後までありました。

しかし、その経験が、自分自身を見つめ直すきっかけにもなりました。

まずは、自分の感情を落ち着かせることから始めました。いくら悔しがっても事実は変わらないからです。

それから、冷静に彼らが何をして昇進したのかを観察。そして、自分が何を改善すべきかを理解しようとしました。決して「人間が優れているなど」は思わなかったです。会社にとっては、メリットある人物なだけと思うようにしてました。

また、親しい上司や同僚からのフィードバックを飲みの席でそれとなしに聞き出しました。彼らの視点から、自分の強みや改善点を見つけることができ、それが自分の行動を見直すきっかけとなりました。

そして、自分の行動を見直すことで、昇進の可能性を広げることができました。人間関係の改善や新たなスキルの習得など、具体的な行動をとることで、自分の価値をアピールすることができました。

その結果、メガバンクに入って昇進も遅れ、後ろの2割にいましたが、15年目頃より少しだけ昇進もできてきて、落ちこぼれが後半はなんとか同期で真ん中程度まで昇進することができました。

ただ、最後の数年は同期上司からなんとパワハラを受け、もう少しでメンタルがやばいとことまでいきましたが・・・。(同期上司がアメフト採用のおバカ(プライドは超高)さんだったため、最後は心の中でこんなやつに、メンタルやられるのは馬鹿げていると開き直り、元気になりました)

この経験を通じて、昇進は自分自身の努力だけではなく、他人との関係性や自己理解、具体的な行動などが重要であることを学びました。

皆さんも、後輩や同僚が先に昇進した時には、まずは自分自身を見つめ直すことから始めてみてください。そうすることで、次の昇進のチャンスに繋がるはずです。

Q&A

ここで、よくある疑問や質問にお答えします。

他人と比べると落ち込むだけだから、比べない方がいいのでは?

他人と比較すること自体は悪いことではありません。大切なのは、比較することで自分を卑下するのではなく、学ぶきっかけにすることです。

フィードバックを求めても、具体的なアドバイスをもらえないことがある。どうすればいい?

フィードバックは、具体的な質問をするとより良いものがもらえます。「どうすればもっと成果を出せますか?」など、具体的な状況や行動に対して質問しましょう。

具体的な行動をとるためにはどうすればいい?

自分の目標を明確にすることが第一歩です。それに向けて何が必要かを考え、行動計画を立ててみましょう。また、メンターや信頼できる同僚に相談するのも一つの方法です。

以上のような対策を講じることで、後輩や同僚が先に昇進したという状況を乗り越えることができます。

まとめ

後輩や同僚が先に昇進した時、その事実に打ちのめされるのは当然の感情です。しかし、その状況を機に自己を見つめ直す、他人から学ぶ、具体的な行動をとることで、次のチャンスに備えることができます。

具体的には、

  1. 自己を客観的に見つめ直す
  2. 上司や同僚からフィードバックをもらう
  3. 具体的な行動計画を立てて行動する

これらの手段を通じて、自分自身の成長と次の昇進への道を開くことができます。

最終的に、後輩や同僚が先に昇進することは、自分自身の成長の機会と捉えることが大切です。何度も言いますが、比較すること自体は悪くありません。他人が先に進むことで自分が遅れていると感じた時、それは新たな自己改善のきっかけとなり得るのです。

終わりに、皆さんがこの記事を読んで、少しでも前向きな気持ちになり、自分自身の成長と次の昇進への道を開く一助になれば幸いです。

これからの人生について

昇進はサラリーマンにとっては大切な目標です。

昇進により給与アップも見込めますが、実は手取りはそんなに多くはなりません。大企業であっても50代になると役職定年により給与は5割から7割になっていくことが多いです。

これを解決するには、50代以降も会社に依存しない経済的に安定し、さらに充実した人生を送るために、会社以外の収入を確保する副業があります。副業することで、会社に全て依存することがなくなりストレスも軽減され、経済的な安定から将来の不安も解消され、切り詰めた生活から解放されていきます。

また、副業収入があることは、上司より良い手取りとなることもあります。これにより心の余裕が生まれ、仕事にも、ストレスにも良い影響が出てきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次