普段あまり家計については気にしていないが、なぜか最近は資金ショート。
そう赤字化になっています。
預金の切り崩しにより、しのいでいるが今後が不安。
- 家計はなぜ毎月赤字になっているの?
- 黒字化にしたいがどうすればいいの?
給与も上がらない、物価だけが上がる日本!この記事では赤字になる原因や黒字化への方法などを紹介していきます。
私は約30年間メガバンク勤務していました。
ライフプランは大切ですね!国会資格FP1級と宅建士を保有して個人取引も10年以上経験!
家計はなぜ毎月赤字?
毎月のように消費物価が上がってきていて、光熱費の値上がりもびっくりするほどです。
また、コロナの感染拡大防止と社会経済活動の両立から徐々に余暇にも消費するようになってきています。
今までの通りの家計のやりくりでは、なぜか毎月赤字となってしまう状況が続いてしまっています。
まず、2022年の総務省が毎年調査している家計調査の結果をみてみると、なんと毎月161千円の黒字ではないですか。勤労者世帯の平均ではまだ黒字を確保している状況とわかります。
ただ、7%前後程度は毎月家計は赤字との言われています。
このグラフや表から、どんなものにいくらぐらい消費しているのだろうと、自身に照らし合わせてみましょう。
家計が赤字になる原因
家計がなぜ赤字になるかは、収入以上に消費をしているから以外にはありません。こういうと身もふたもないですが。
ただ、収入と支出がどれぐらいなのか把握していないと、あっという間に赤字転落となっていきます。
赤字になぜなるのか、外部要因(物価が上がった、コロナで残業が減ったなど)と内部要因(無駄遣い、給与が停滞など)に分けてみていきます。
外部要因
外部要因としては、自身ではどうしようもないことです。
- 物価が上昇が止まらない
- 残業代の減少
- 給与の昇給が少ない
働き方改革にて残業時間も減少しています。また、昇給は物価上昇分には全く追いつかず、給与水準はいつの間にかに韓国にも抜かれています。
この外部要因は自らの力ではどうしようもないです。辛いところですが。
内部要因
内部要因は、自ら赤字要因を作り出しているケースです。とはいってもキツキツ切り詰めも赤字の場合も当然ありますが・・。
- 家計の収支状況を把握していない
- 支出の無駄使い
- 携帯・保険料の支払いなど整理していない
- 収入を会社に依存しすぎている
家計に影響を与えることに対し、意識的にまずは現状把握することが大切となってきます。
なんどもいいますが、現在の家計の収支状況を把握することが一番です。まずは赤字原因を知ることからスタート。
実際に家計が赤字になった場合は、どうしているのでしょう。お金の情報サイト「まねーぶ」が調査していますので、みておきましょう。
家計赤字の補填は?
お金の情報サイト「まねーぶ」さんの家計の赤字補填をどこからするかのアンケート調査結果は、預貯金を取り崩し一時的に対応しているが一番多いです。
2020年6月のアンケート調査結果のため少し古いデーターとなりますが、国からの特別定額給付金10万円も赤字補填には十分に役立っていたのがわかります。
現在の物価高への対応でまた同額程度の給付があれば嬉しいですが、全くそのような動きはないです。悲しい・・。
家計黒字化への工夫
家計黒字化への工夫は、まず現状の家計収支の把握から初めてみましょう。
新聞広告やカレンダーの裏紙にでも、一度家計の収入と支出を書き出してみましょう。見える化するだけで黒字化への第一歩はスタートしています。
黒字化へ必要なこと
黒字化へまず必要なことは
- 家計収支の現状把握
- 収支改善へまず行動をおこすこと
- 無理な計画や細かな計画は立てないこと
- 自分一人で抱え込まないこと
- 気長に気楽に黒字化へ取り組むこと
黒字化へ取り組みは、根をつめずまず気楽に出来ることからはじめましょう。「さあ、家計簿アプリを入れてしっかり管理して行くぞ!」と気合いいれてもほとんど長続きはしません。
黒字化への工夫
家計の収支黒字化の工夫を紹介していきます。
- 支出の無駄を減らす
- 会社だけに依存せず収入源を増やす
- 補助金制度・ふるさと納税など利用
それぞれの項目についてみていきましょう。
- 支出の無駄を減らす
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1、光熱費・水道代は節約を心がける
2、携帯は必ず格安SIMを利用。キャリア利用は厳禁
3、保険の見直し、これはかなりめんどくさいが、1日時間をとって見直してください。ネット保険への移行検討すること。知り合いに保険を見てもらい第三者のアドバイスをもらうことも有効です
4、使っていないサブスクなど解約
- 収入源を増やす
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1、会社に依存脱却して収入源を増やす。現在は国が副業を推奨しています。これからの時代は複数の収益源を確保しておきまましょう
2、出世を目指す。昇格にて給与のアップを目指しましょう
3、投資で増やすことは家計が赤字の場合はリスクが大きいです。黒字化なった後の検討となります
4、断捨離により不要品のメルカリなどへの出品
- 補助金制度・ふるさと納税など利用
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1、学校の授業用など補助金制度をしっかり知らべること。年収制限が緩い補助金制度も存在します
2、ふるさと納税をまだやっていない人は、必ず行いましょう。2000円負担だけで豪華な返礼品がゲットできます。節約生活にも潤いができますよ。
黒字化への工夫を紹介してきましたが、どれもいままで「やろうかな」と思ってきたがついつい後回しとなっているものが多いでしょう。
今回をきっかけにまずは何か一つでも初めてみてはいかがですか!
まとめ
家計はなぜか毎月赤字になってしまうが、家計を黒字化させるにはどうように工夫したらいいのか紹介してきました。
家計黒字化への必要なこと
- 家計収支の現状把握
- 収支改善へまず行動をおこすこと
- 無理な計画や細かな計画は立てないこと
- 自分一人で抱え込まないこと
- 気長に気楽に黒字化へ取り組むこと
家計黒字化の工夫は
- 支出の無駄を減らす
- 会社だけに依存せず収入源を増やす
- 補助金制度・ふるさと納税など利用
家計黒字化はまずは出来ることから、苦楽に始めていきましょう。何事も気合入れすぎると長続きは難しいです。
少しでも家計を黒字化して安定した生活をしていきたいものです。
余裕を持った生活を手に入れる
家計の赤字を回避して、安定して黒字化を維持していたい。でも現在はなかなか給与が上がらない日本となっています。物価の上昇も止まりません。
少しでも経済的にまた人生も余裕を持って楽しく過ごしたいものです。