富裕層の生活は質素なの?特徴やどんな生活レベルやスタイルか元メガバンク副支店長が解説

富裕層のイメージとは一般的にはお金持ちで、なに不自由なく好きなものが変える贅沢な暮らしをしていると思う人が多いでしょう。

ただ富裕層は、実際には「質素な」な生活をしているらしいとの噂が聞こえてくるが本当なのでしょか?

あまり身近に「富裕層」がいないため、どんな生活を送っているのか実態がわからないことでしょう。

私は30年間メガバンク勤務して54歳で定年退職。
約15年間、富裕層個人を担当して様々な富裕層の生活をみてきました。
私は主にFP1級の知識を活かし相続対策や遺言などアドバイス。

この記事では、実際に筆者が見てきた約200名以上の富裕層と関わった経験をもとに、

  • 富裕層の生活は質素なのか?
  • 特徴やどんな生活レベルやスタイルなのか?

をお伝えします。

目次

富裕層とはどんな人のことをいうの?

富裕層とは、お金をたくさん持っている人、広大な土地に大きな家に住んでいる人をイメージしますが、正式な定義が決められておらず、保有する資産が多いひとのことをいいます。

ただ、一般的には「野村総合研究所」の富裕層の定義がよく使われています。

出典先:野村総合研究所(純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数)

野村総合研究所のデータによる「富裕層」は1億円以上5億円未満の純金融資産保有額がある世帯。また、超富裕層は5億円以上の世帯と定義しています。

富裕層と超富裕層をあわせた世帯数は132.7万世帯で、国内全体(5,402.3万世帯)の約2.5%を占めています。

そして、富裕層と超富裕層を合わせた純金融資産保有額は333兆円で、全体(1,554兆円)の約21%と、約2.5%の世帯が日本の世帯全体の20%以上の富を保有。格差社会の実態を反映させているみたいですね。

富裕層の生活は質素なの?

筆者である私は30年間のメガバンク勤務において、約15年間リテール分野で超富裕層取引を経験。

その中で、金融資産額5億円、不動産10億円以上の超富裕層の方々と取引が多く接してきました。今回はその層の共通する特徴をお伝えていきます。

生活は質素なのか

富裕層の特徴は、やはり基本質素な生活をする人が多いです。持っている資産を湯水のごとく使う人や無駄な支出をする人は少ないのが実情ですね。

富裕層取引でみてきた質素な生活

  • 日常の生活はいたって普通
  • 基本、人にはおごらない
  • 服装は普段はブランドものとは無縁
  • お金にはシビア

日常の生活はいたって普通

私が見てきた富裕層は地主や先代からの資産家が多く30億円程度の総資産を保有している方々でした。

日常の生活である食料品の買い物は地元のスーパーに行きます。また、お金を下ろすのもATMに並んでいます。毎日が和牛を食べているとか、食料品は高級スーパー紀伊国屋に毎日いっている人などはいなかったです。

庶民的な生活そのものです。

「無駄な支出はおさえている」との意識が自然に身についている感じです。

基本、人にはおごらない

富裕層の方々との私的な簡単な食事や会食など、今に比べれば緩かった時代ですがおごってもらったことは少なかったです。

よく、資産50億円以上の地主兼医者の方と休日のハゼ釣りに行ったりしましたが、エサ代500円もきっちり割り勘でした。まあ、私も好きな釣りのためそれぞれ各自負担することの方が良かったですが。

基本、富裕層は会食なども受ける側になることが多く、自ら支出することは少ないからでしょう。

服装は普段はブランドものとは無縁

普段の服装はブランド物を着ていることはないですね。

品の良い長持ちする服装をされているとのイメージがありますが、実際にはユニクロなどを普段着にしている人が多いです。

これも、家の中や日常品の買い物時には、機能的な着やすい服でいいとの合理的な考えからきています。

ただ、富裕層で医者や税理士など先生と呼ばれる人は、普段より質の良いブランド物を身に着けている人が多い傾向にはあります。

お金にはシビア

借り入れ金利や預金利率などは、かなりシビアな人が多かったです。

金融面では、金融機関同士の取引競争が激しいこともありますが、金融機関にとってはいつもギリギリの収益で取引を行っています。

また、金融資産運用では、安全性の高い運用商品で運用されることが多いです。手堅い傾向。

なぜ質素な生活?

富裕層は資産を持っている人ですので、どんどんお金を使って日本経済を回して欲しいものですが、なぜ質素な生活をするでしょうか?

無駄な支出は抑え、資産を減らさないため

質素な生活の傾向を4つ紹介してきましたが、無駄な支出な抑えて、保有資産を減らさないようにしている傾向があります。

特に土地持ち富裕層の場合は、地主のため資産を守っていきたい、遺していきたい傾向が強いためです。

“投資の神様”と呼ばれるウォーレン・バフェット氏も質素な生活

資産1,028億ドル(日本円15兆円程)を保有する“投資の神様”と呼ばれるウォーレン・バフェット氏も決して豪華な生活はしないことで有名です。

  • 自宅は若い時に購入した3万1,500ドル(5百万円程)の家に住んでいる
  • ハンバーガーとコーラが大好き
  • 高級ブランドのスーツは好まない

バフェット氏の格言は、絶対にお金を損しないこと

バフェット氏は、贅沢品を購入することはなく、自身の資産に比べて支出は少額とやはり「無駄な支出」はしていません。

富裕層は無駄な支出をしないことで、資産が減少することなく増えていくのでしょう。

ただ、バフェット氏は、世界でも最も多額の寄付する慈善事業には積極的です。2000年以降は460億ドル(約7兆円)以上の寄付をしています。真の富裕層は違いますね。

まとめ

富裕層の生活は質素なのか?特徴やどんな生活なのかを紹介しました。

富裕層の生活は質素である。

  • 日常の生活は至って普通
  • 基本、人にはおごらない
  • 服装は普段はブランドものとは無縁
  • お金にはシビア

当然に全ての富裕層が質素であるわけではありません。特に土地持ち富裕層(地主など)にこの傾向は強いです。

無駄な支出は抑え、資産を減らさないために質素な生活になっています。

ほんとは、日本経済を回すため消費行動を起こして欲しいのですが。

これからの過ごし方

富裕層の質素な生活についてみて来ましたが、無駄な支出を抑えて資産を減らさない生活をしています。

一般的なサラリーマンでは給与が上がらない・物価は上昇中であり、無駄な支出を抑えても厳しい環境となっています。

今後の安定した収入を確保をしたい、少しでもゆとりのある生活を実現したい場合には、一度副業を検討されてみてはいかがでしょうか?

会社に全てを依存していては、現状から何も変わりません。

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