閉職で過ごす男性50代へ!働き方を変えることで新しい可能性の見つけ方!

男性50代は出世競争は終わりを告げ、役職定年、給与減額、部下が上司、早期退職など会社や部下から「働かない給与が高いおじさん」といわれるかなり辛い世代となります。

ただ、人生100年時代で50歳はまだまだ折り返し地点に過ぎないです。

ここから、希望を持ち、豊かな人生を過ごしていかなければなりません。

私は50代初めには閑職に追いやられ、54歳でメガバンクを定年退職しました。現在は小さな小さな一般企業に転籍しています。

メガバンクの50代の取り扱いも紹介しつつ、男性50代からの働き方を変化させ、生き方を変えていくチャンスであることをみていきましょう。

目次

男性50代から働き方

男性50代の会社員にとって、働き方は色々頭を悩ます時期です。多くの方が閉職で過ごすことになります。

今までのように会社に尽くして、すでに出世の道は見えてこれ以上よくなることは少ない。

30代、40代までは、まだ出世がある、また家族・生活のため、と仕事をやらされている中でストレスをためながら、仕事中心の人生を送ってきている人が大半です。

その中で、働き方を変化させ、切り替えていくことはなかなか厳しいです。ただやはり変えていかないと50代が疲れるだけで、これからの人生も寂しいものとなってしまいます。

ただ、男性50代からの働きによっては、50代の可能性をひろげることはまだまだ出来ます。

国の働き方改革促進

働き方改革として、国の施策をスタートさせています。

残業削減、有給確保、定年引上げ、副業促進と少し働きやすくなる傾向です。

ただ、あなた自身がいかに50代をよりよく過ごすためには、自ら考えていかないとただ流されるだけになってしまいます。

2019年4月施行 働き方改革
働き過ぎを防ぎ、「ワークライフバランス」と「多様な柔軟な働き方」
残業時間の上限規制 原則月45時間 年360時間
年5日の年次有給休暇の取得を企業に義務付け
2021年4月施行 定年引上げ 
65歳までの雇用確保(義務)
①定年を65歳まで延長 
②定年廃止
③再雇用(8割弱の企業が採用)
70歳までの就業確保(努力義務)
①定年を70歳まで延長
②定年廃止
③再雇用する(70歳まで)
④他企業への再就職支援
⑤フリーランスとして業務委託
⑥企業した人と業務委託
⑦社会貢献活動へに従事を支援
2020年9月 副業・兼業の促進ガイドライン策定
企業も働く方も安心して副業・兼業を行うことができるルールの明確化

具体的な男性50代からの働き方

男性50代は、まだまだ教育資金、住宅ローン、親の介護などお金がかかることから、好きにストレスなく生きていくことは実際には難しいです。

ただ、人生100年時代です。折返しの男性50代は再スタートを考える絶好の時期です。

どのように働き方を変えていけばいいの?

ベースとなる収入をなくさない

現在の会社での70歳まで就業確保に対応できる人材になることです。

定年は65歳になり、現在8割の企業が再雇用を採用しています。また、定年70歳の努力義務においても、再雇用が大半を占めるようになると予想されます。

再雇用となる給与も大幅に下がるが、70歳までベースとなる収入があることはすごくありがたいことです。

再雇用となるため、仕事的にも余裕が当然出てきます。

この70歳定年まで働けるという余裕の中で、スキルを磨き、自ら稼ぐ力を付けていくことが大切です。

いつでも、会社をやめ、好きなことで稼ぐ準備をするべきです。

副業を持つこと、自分で稼ぐ力を持つこと

会社勤務は50代を過ぎれば、ベース収入を手にいれるところと思ったほうがいいでしょう。

現在の副業は、元手がほとんどかからない副業も多くあります。

50代から人生の再スタートと考え、趣味、好きなこと、興味あることにチャレンジして、稼ぐことが出来ることは、こんどの人生の可能性を広げていきます。

自分で稼ぐ力を持つことで、会社への依存度も下がりストレスも減り、お金面で安心感が出てきます。

年収・肩書にこだわらない

会社員は課長・部長も役職定年にてほとんどが給与が下がり、部下もいなくなります。また、50代からは出世することも少なくなります。

もう変なプライドや劣等感をもつことなく、粛々と働くことが大切。

セカンドキャリアからライフプランを意識する

一度現状の自分と向き合う時間を作り、教育資金、住宅ローン、親の介護、これからのキャリアを冷静に見つめ直すことは大切です。

この自分と向き合う時間作りが、これからの50代から先の人生を過ごしていくのか、どう働くのか、をチェックすることで冷静の判断出来るようになります。

老後の生活設計調査

2019年1月に内閣府が「老後の生活設定と公的年金に関する世論調査」を実施しています

ポイントをみていきましょう。

実際に働きたい理由が、生活費が足りない、ゆとりある生活をおくりたいで60%を占めていて、仕事が好きだから・社会との繋がりが欲しいとかの理由はわずかです。

何歳まで仕事をしたいか(対象50歳〜59歳)
61歳〜69歳 41.5%    66歳〜70歳 20.6%
その年齢まで働きたい理由(対象50歳〜59歳)
・経済的ゆとりある生活を送りたい  29.5%
・働き続けないと生活費がたりないと思うから 29.5%

男性50代は生き方を変えるチャンス

男性50代にて働き方をどう変えていくかをみてきましたが、変えることにより、これからの人生・生き方もワクワクした可能性を秘めたことになるチャンスです。

勤務する会社はベース収入を得る場所と割り切り、好きなことにチャレンジし、自ら稼ぐ力も持つことで、これからの生き方は刺激的になっていきます。

50代はまだ若い

男性50代は、実際まだまだ若いのです。会社でも経験・スキルなど若手よりかなり優れ、体力面も劣ってはいません。

ただ、50代なかばから役職定年、給与半減など厳しい目にあっています。

自ら、50代以降の生活・生き方を豊かにすることは可能であり、50代にはチャンスがあります。

実際にチャレンジ出来ることは多くあります。人生100年時代の折返し50代にてスタートを始めワクワクした50代になってほしいです。

私が勤務していたメガバンクの支店では、50代の男性は54歳までの人しかいません。54歳〜55歳で定年退職となります。

大半が約7割が関連会社にいきます。給与は60歳まで450万円〜500万円程度にて、それ以降はまた下がります。

新たに勉強して、チャレジしている人をあまり見かけません。スキルもない潰しの聞かないままに定年を迎えてしまった行員が多いのです。

いまだに、人事の話で盛り上がっている人も多くいて、見ていて悲しくなります。実態はこんなものです。

まとめ

男性50代からの働き方を一度立ち止まり、しっかり考える時間を持つことがまず大切です。

セカンドキャリアにおいても、教育資金、住宅ローン、親の介護などのお金の心配も尽きないが、しっかりキャリアプランを考えることです。

  • 70歳定年までベースとなる収入を確保すべき、首にならない最低限の働きはしておきましょう。
  • 副業(複業)にチャレンジして、自ら稼ぐ力を付けて、自らの可能性を広げてほしい。

人生100年時代です。男性50代はまだまだ若いです。いっぱい働くことも可能です。その中で、自ら興味あること、好きなことにチャレンジして、一人でも稼げるスキルを身につける50代となってください。

これからの人生を考える

中高年にとって厳しい時代では、現在の会社のみに依存することは、安定収入が確保できなくなり、安心して生活も出来なくなってきています。また、物価が上昇している現在では、今の給与のみではどんどん生活が厳しくなり、給与があがることも期待出来ないのが現状です。

これを解決するには、50代以降も会社に依存しない経済的に安定し、さらに充実した人生を送るために、会社以外の収入を確保する副業があります。副業することで、会社に全て依存することがなくなりストレスも軽減され、経済的な安定から将来の不安も解消され、切り詰めた生活から解放されていきます。

50代の人は1年でも早く新たな収入源を確保するように行動することが大切となってきます。また、30代、40代の人も早めに対策をすることで安心して50代を迎え余裕を持った人生がおくることが可能になります。

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