大企業のリストラのやり方まとめ!使えない50代の悲惨な末路の現実

2022年も大企業の早期・希望退職者を募集は続いています。

50代の今まで頑張ってきた人も頑張ってこなかった人もリストラの対象となっています。もう50代は用済みなのでしょうか?悲しい現実が続いています。

現在、新型コロナ感染がデフォルトとなり、徐々に早期・希望退職の社数や募集人数は減少してきていますが・・「大企業のリストラがそろそろ僕も対象者になるよ!」と周りでは早期・希望退職者の知り合いが増えてきています。

  • いったい大企業ではどのようなやり方でリスリラを行なっているの?
  • 対象者はどんな人でやはり使えない人は対象になりやすいの?
  • 実際にリストラになった人の末路はどうなるの?

次は我が身とほんと人ごとではなくなっています。

事前に知っておきたいリストラのやり方や50代のリストラ後の末路を紹介します。

これにより、少しでもリストラにあったときに慌てることなく対応できたらと願います。

実は私も約30年間働いたメガバンクを54歳の時に定年退職という形で、
小企業(従業員5名)の弱小先を紹介され現在勤務中です。
年収も激減したけど現在はネットビズネスで経済的には安定しています。

目次

大企業のリストラのやり方

まずは大企業のリストラのやり方からですが、以降は大企業=上場企業相当と位置づけで解説していきますね。

大企業のリストラとは

そもそもリストラとは

企業の余剰となった人員を整理したり解雇することです。

  1. 経営が悪化し、人件費を削減する
  2. 不採算事業を整理するため
  3. 企業の新陳代謝をはかるため

大企業のリストラの主流

大企業のリストラでは以下の2つが主流です。

  • 退職慣例
  • 希望退職者募集

この二つにより人員を整理していくことです。

ただ、現在の主流は

早期希望退職者を募集するリストラです。

早期希望退職者を募るリストラ

早期希望退職制度とは、企業が将来の経営リスクに備え、時期を限定して早期退職者を募る制度です。

  • 退職金の割り増し
  • 再就職支援

などの優遇措置が一般的に用意されています。

尚、最近の大企業の報道されてるリストラはこの早期希望退職制度がほとんどであり、時限的であることから「退職勧奨」されている意味合いを含みますね。

ただ、大企業であることこらか、退職金の割増の額は大きい場合が多いです。

早期希望退職の手順は

企業がリストラを行う手順もみておきましょう。

STEP
従業員への説明があります

募集条件などの提示
・募集人数
・募集期間(通常は2週間から3週間)
・特別退職金(通常の退職金への上乗せ分)
・再就職支援

STEP
応募スタート

通常2週間から3週間の募集期間があります。

再就職支援を受ける

応募をする人は、再就職することが一番の懸念事項となり、不安です。

①再就職斡旋・・・グループ企業や関連企業へ斡旋

②再就職支援企業・・・企業負担で再就職支援企業会社のサービスが利用できる。

STEP
募集人数に達しない場合

なんども面談回数を重ね、退職の向けての話をされる。

割り増しの退職金や再就職先支援をうまく活用しながら、検討することになります。

なぜ今リストラ

今リストラなのはなぜか、その理由を挙げてみると以下の5つがありますね。

理由は、

  • 70歳までの雇用努力を義務付ける高年齢者雇用安定法改正に対応するため、少しでも50代の人数を減らしたい。
  • たとえ黒字であっても不採算事業の見直すため。
  • 景気がいい、黒字化の今にリストラを行うことが退職者にとって都合がいい。
  • 生産性と給与との乖離が激しい40代50代ってもはや企業のお荷物になっている。
  • 終身雇用制度が終わり崩壊を迎えているため。

大企業はバブル期の大量採用のバブル世代を整理したい傾向が大きいです。

大企業のリストラの現状

大企業のリストラはどうなっているのか2017年から2022年までの状況を見てみましょう。

参照:(株)東京商工リサーチ グラフを加工

新型コロナ感染が拡大してきた2020年以降は上場企業の早期・希望退職の実施企業と募集人数は増えています。

2022年は、経済活動も本格的に始動しだしたこともあり、外食や小売の業種では早期・希望退職実施企業はゼロとなっています。

尚、2022年は少し落ち着いてきてますが、まだまだ厳しい環境が続きます。

2022年の主な早期・希望退職の実施企業

2022年の主な早期・希望退職募集を実施した大企業を紹介します。

大企業は40代から早期・希望退職募集を行なって、一気に人員削減を進めています。大企業であっても安泰でいられる時代はすでに遠い昔になってしまっています。

私のように50代から副業をスタートさせ収入面を安定させることは、これから副業を始めることは全く遅くないのです。これからの対策の一つに副業を考えてみてはいかがですか。

使えない50代の末路と現実

大企業でのリストラは実際にすごい勢いで行われています。

そもそもバブル世代の50代は大量採用された世代です。実力以上の企業に入った社員は大勢います。

バブル世代、働かない50代といわれている世代は、リストラのターゲットとなっています。

使えない50代世代の特徴

リストラの対象となる使えない50代の社員にはどんな特徴があるのでしょう。

その中で、終身雇用、年功序列という日本型雇用で、身についたスキルは他の会社では使い物にならない人材の育ってしまった社員のほとんどが使えない50代といえます。

終身雇用、年功序列という日本型雇用で定年まで会社にいて逃げ切ることばかり考えてきた人。

まさのこのような人が成長が止まり、使えない人となっています。

その他、下記のような特徴をもった人が使えないと言われます。

  • 態度ばかりでかい
  • コミュニケーション能力が低い
  • 期日を守らない
  • 言い訳が多い
  • プライドが高く人の意見を聞かない
  • 人に頼りすぎる
  • 言われたことしかできない
  • 専門スキルがない
  • 50代までただただ与えられた仕事をしてきた人
  • 能力不足で仕事を任せることができない
  • 給料に見合った仕事ができていない
  • これ以上出世できないとやる気がない

使えない50代と言われていますが、当然新たに挑戦している人、仕事より生活を楽しむ人、割り切って仕事をしている人、自分の能力で出来る範囲でコツコツ努力をしている人など多様です。

実は、私も50歳になったとき当時の同期の支店長に「できないヤツ」と捨てセルフをはかれました。
ただ、私は日々新しいことに挑戦していて、反対にそんなこという上司を冷めてみているだけでしたが。

リストラ後の末路と現実

大企業で早期・希望退職募集制度によるリストラされた後の末路と現実は、

  • 転職活動により自らの市場価値がないことを自覚することになる
  • 希望の再就職先が決まらない、書類選考すら通らない
  • 大企業を去ったことによるブランド・プライドの喪失
  • 給与激減(年収が半分以下)による生活苦、家族を養い、家のローン、子供教育費の負担が辛い

このように、50代のリストラ後は厳しい現実が待っています。

30年前に大企業に就職したできた当時は、定年まで働きあとは、趣味に生きる・家族と生きる・自分のすきなことをすると決めていた夢は、結局は夢で終わる可能性が高くなっています。

私の高校時代の友人は、大手電気メーカーに勤めるが54歳で何と関連会社の不動産営業をさせらています。なんで俺がとぼやいでいます。
ただ、趣味のバドミントン(全国6位内)がありなんだか楽しそうです!

リストラ後どう生きる

早期・希望退職募集に応じてリストラ後はまたリセットしてセカンドライフをスタートさせることが、これからの人生100年時代に大切です。

まずは、何でもいいから行動することからスタートさせると、前向きな自分が現れ、好奇心が刺激されることになり、やりたいことが見つかっていくはずです。

米国の心理学者ウィリアム・ジェームスが言っています。

心が変われば行動が楽しく変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる

リセットしてセカンドライフを充実させていきたいですね。

まとめ

大企業のリストラのやり方まとめ、使えない50代の悲惨な末路の現実について紹介してきました。

ただ、現在の大企業のリストラは、早期希望退職者を募集するリストラが主流です。

割り増し退職金、再就職支援をもって募集します。40代、50代からの募集受付がほとんどとなっています。

また、リストラ後は、自分の思ったような企業へ再就職は厳しいのが現実です。市場の評価が低いためです。これは本人だけの責任でなく、終身雇用、年功序列という日本型雇用でしか通用しないスキルしかつかなかったためです。

まだまだ、人生は続きます。人生100年の折り返しのセカンドライフを充実して過ごして行きたいです。

これからの人生について

早期希望退職募集を受ける世代となったとき、スムーズに気持ちを切り替えセカンドライフを送りたいですね。

その後の人生は40年から50年程度残っています。その40年50年を充実した人生にするためには、経済的にも余裕が欲しいものです。

これからの人生において会社にだけ依存するのでなく、自ら行動することが大切になってきます。

今後の安定した収入を確保をしたい、少しでもゆとりのある生活を実現したい場合には、一度副業を検討するのがおすすめ。

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