サラリーマン生活しているとさまざま上司に使えることになります。
最近では、
・すぐにパワハラと言われることも多く、大企業では何も言わない頼りない上司増える一方、
・いまだに威張り倒す権力にあぐらをかく勘違い上司もいます。
ただどちらも、それでは組織しての発展もなければ、個人の成長もない環境で過ごすことになります。
もっと活性化したいものです。
私は54歳でメガバングを定年退職しましたが、課長、副支店長時代の自身のリーダーシップを振り返り・・反省です。
私の副支店長時代の上司は、リーダーシップない勘違い上司でしたね。辛かった。
リーダーシップのない勘違い上司とはどんな特徴があるのでしょうか?
また、組織を活性化さえ向上させるには、どんなスタイルのリーダーシップが必要なのかについても見ていきましょう。
50代以上の上司は要注意
50代以上の上司には、自分が偉いと権力を振りかざす勘違いなリーダーがまだ多いのが現状です。
これは、終身雇用、年功序列時代の弊害とも言え、昔はこれで通用したかもしれないが、今では時代遅れ。直ぐにでもそんな上司は自ら変わるべきです。
リーダーシップのない上司の特徴5選
リーダーシップのない勘違い上司には、次の5つの特徴があります。
信念がなく場当たり的
形だけの上司であり、クレーム対応などを自身の仕事認識して行うが、それだけ。
なぜクレームになったのか、その原因などまったく考えない。
自分の考えが一番
独善的で自分の考えが一番正しいと考えている。
自身の経験から自分の考えを押しつけて、常に偉そうにふるまい、部下の意見を受け付けない。
部下を軽視する・育成しない
部下の置かれた環境や能力を無視して、部下を将棋の駒のように扱う。指示ばかりする。
部下の成長には興味がない。部下が自分をおびやかす存在になるを恐れる。
未来が見えていなくビジョンをもっていない
目の前の仕事のことしか考えていない。
会社の経営方針、成長や部下の将来など目標や方向性を把握して、それを実現させていくビジョンがない。
部下を見ず、上ばかり見ている
自分の得た地位や権力を守ることで、常に上役や会社からの自身への評価を気にしていて、大事にしている。
関心事が自分なので部下をあまりみていない。
昔メガバンクにいた時代は、約半分以上の支店長が威張っている人だったな。今ならすぐにパワハラだろう。
ただ、半分は尊敬出来る支店長でしたよ。
組織力向上させるリーダーの4つのスタイル!
これからのリーダーは、リーダーと部下が一緒になって共同作業をして、組織力向上、個人の成長をさせていくことが大切なんです。
リーダーが俺が俺がでは、これからの全く通用しなくなっていきます。
今回のリーダーの4つのスタイルは、1977年に示されてたSL理論とは違います。
SL理論とは違い、部下の個人の能力やモチベーションをいかに引き出すための4つのスタイルを紹介します。
リーダーシップの4つのスタイル
これから求められるリーダーシップ像は、次の4つのスタイルにて行動し個人の能力を引出していくことです。
①部下一人ひとりを気にかける
部下がどのように考えて、どうしたいかを具体的に聞き出すし、一方的な指示はしない。
リーダーの個々への配慮が部下の満足度にもっとも影響をおよぼします。
②自発的なモチベーションを引き出す
目標を達成させるまでの道筋を明確に説明する。
実行する課程を部下に任せることで、やらされている感情から自らやっているとのやりがいに変わる。
このことこで、部下の自発的なモチベーションを引き出すことが出来る。
③リーダー自ら有言実行の手本となる
リーダー自身が部下の手本となる行動をすることが大切。
仕事に対する強い情熱を持ち、あらゆるリスクを背負いながら行動することが、それが部下にも伝わり、良い影響を与える。
④部下の考えを引出し、一緒にイノベーションをおこす
リーダーの若い頃の当たり前の働き方や業務プロセスは時代遅れであり、部下の考えを引き出し自発性を促しながら、イノベーションさせていく。
イノベーションとは既にある2つのものから、新しいものを生み出しこと。
リーダーと部下が一緒になって「新しいもの」を作っていく共同作業が必要です。
まとめ
リーダーシップのない勘違い上司の特徴5つと組織力向上させる4つのスタイルを紹介してきました。
リーダーシップのない上司の特徴5選
- 信念がなく場当たり的
- 部下を軽視する・育成しない
- 自分の考えが一番
- 部下を見ず、上ばかり見ている
組織力向上させるリーダーの4つのスタイル!
- 部下一人ひとりを気にかける
- 自発的なモチベーションを引き出す
- リーダー自ら有言実行の手本となる
- 部下の考えを引出し、一緒にイノベーションをおこす
現在の部下の世代は「自分が意義を感じられない行動」を嫌がります。
リーダーとして部下の個人の力を引出し、モチベーションを維持させることにより、組織も個人も大きく成長していきます。
リーダーと部下の共同作業により成長していきたいものです。
今度の人生について
リーダーシップを発揮してきた50代の方も、そろそろ会社という組織や役職から卒業という時期が近づいています。
給与減少や部下が上司になることもあり得ます。
その時点でなにも今後の人生についてのビジョンを考えていないとモチベーションも下がり、人生100年時代を楽しく過ごすことも厳しくなってきます。
さらに充実した人生を送るために、会社以外の収入を確保する必要があります。